ルスタヴェリ演劇劇場, トビリシ

1879年にジョージア演劇界の俳優や作家、文化人や政治家らによって設立されて以来、波乱の歴史を辿ってきた劇場です。1882年の開場直後にダヴィッド・エリスタヴィの戯曲『祖国』が上演された際、国旗の下でジョージア独立の栄光を祝うジョージア語の劇が上演されると、観客は公演中に自発的な平和的デモを始めたのです。ロシア帝国政府も関わる時事問題となり、ジョージアの国民性に根ざした作品で知られる劇作家アクメテリの処刑に至りました。ソ連時代には多くの俳優や劇場従業員が処刑・追放され、上演が停止されたなど、多難な経緯があります。しかし1960年代にロバート・ストゥルアをはじめとする演出家が政治批判を示唆する作品で再び劇場を有名にし、「コーカサスチョークサークル」「リチャード3世」「リア王」などの伝説的な作品は現在でも世界各国で上演されています。

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住所 :17 Shota Rustaveli Ave, Tbilisi, Georgia

HP(ジョージア語):https://rustavelitheatre.ge

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