世界遺産の雨林に浸る コルキス(Kolchis)

2021年に世界遺産に登録されたコルキスの雨林・湿地群。黒海の東岸に沿って80kmに及んで続きます。非常に湿度の高い広葉雨林には、極めて様々な動植物が存在しています。固有種が高密度で生息し、絶滅危惧種も相当数生息しています。さらに水性生物も19種が絶滅の危機に瀕しており、キャビアでお馴染みのコルキス・チョウザメも含まれています。また、鳥類が往来する渡りの中継地『バトゥミのボトルネック』でも有名です。

世界遺産に登録されているエリアは広大で、ムティララ国立公園、キントリシ国立公園、コブレティ保護区などの7つの構成遺産が点在します。1000万〜1500万年にわたって進化が見られる貴重な森なのです。

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